
- コラム
【2/15~】防府天満宮 梅まつり🌸春を待つ心と日本人の季節感
2026年2月17日(火)
まだまだ寒い日が続きますが、ふとした瞬間に風の匂いが変わったような気がしませんか?🍃
「早く暖かくならないかなぁ」と春を待っている方必見!
山口県防府市には、一足先に「春の主役」が顔を出す場所があります✨
今回は、日本三大天神の一つ「防府天満宮」で開催される梅まつりをキーワードに、私たちが忘れがちな「季節を愛でる心」についてお話しします😊
🌸梅は「春のトップバッター」!防府天満宮の梅まつり
防府市民にとって、春の訪れを確信させてくれるのが防府天満宮の梅まつりです。
実は、学問の神様として知られる菅原道真公は、大の梅好き😊🌺
境内には約16種類、約1,100本もの梅の木が植えられており、2月中旬から3月上旬にかけて、紅白の可愛らしい花が咲き誇ります✨

期間中は、お茶会や甘酒の振る舞いなどもあり、境内全体がお祝いムードに包まれます🍡
冬の静寂を打ち破る、まさに季節のオープニングセレモニーなのです。
🌸「待ちわびる」を楽しむ、日本人の季節感
なぜ私たちは、こんなにも花が咲くのを心待ちにするのでしょうか。
そこには、日本人が古来より大切にしてきた「季節感」が隠されています🌼
昔の日本人は、季節を「春夏秋冬」の4つだけでなく、さらに細かく24等分した「二十四節気(にじゅうしせっき)」や、それをさらに分けた「七十二候」という考え方で捉えてきました。

現代の私たちはカレンダーの数字で季節を判断しがちですが、本来の季節感とは、梅の蕾が膨らんだり、風が少し柔らかくなったりする「小さな変化」を五感で察知すること。
この「春を待つ(待春)」という時間は、単なる我慢の時間ではなく、これから始まる新しい生命の息吹を想像して楽しむ、とても豊かな時間なのです🌱
🌸移ろう季節と、大切な人を想う「節目」の儀式
さて、こうした季節の移ろいに敏感であることは、実は私たち葬儀・葬祭の仕事とも深く関わっています🙏
日本のお葬式や法要に「季節のお花」や「旬の供物」が欠かせないのは、亡くなった大切な方と一緒に、今この瞬間の季節を分かち合いたいという願いが込められているからです。
防府天満宮の梅が咲くのを見て「ああ、あの方もこの梅が好きだったな」と思い出す。
それも立派なご供養の一つと言えるでしょう。

人生には、季節と同じように「冬」のような厳しい別れの時が必ず訪れます。
しかし、冬の後には必ず梅が咲き、春が来るように、お葬式という儀式もまた、残された方々が「心の春」へ向かうための大切な一歩。
私たちは、防府の美しい四季を感じながら、ご家族の心に寄り添い、人生の貴重な節目を彩るお手伝いをしたいと考えています。
いかがでしたか?
防府天満宮の梅まつりは、ただ花を見るだけのイベントではありません。
忙しい毎日の中で季節を忘れてしまいそうな時こそ、ぜひ天満宮を訪れてみてください。
ふんわりと漂う梅の香りに触れたとき、きっとあなたの心の中にも、優しい春の風が吹き抜けるはずです🕊️

