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喪中のマナーとやってはいけないこと

2025年6月3日(火)

私たちは人生の中で、大切な人との別れを経験します。
その際 喪中」 という期間を過ごすことになりますが、

 

「具体的にどう過ごせばいいの?」

 

「これはしてもいいの?」

 

と、ふと疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

 

そこで今回は、喪中の過ごし方について、皆さんの疑問や不安を解消できるよう、お伝えしていきたいと思います。


 

▼故人を悼む期間、どう過ごす?喪中の心構えと期間の目安

喪中とは、故人様が亡くなられた後に、ご遺族が故人を追悼し、心を落ち着けるための期間を指します。

 

一般的には、故人様が亡くなられてからおよそ一年間とされていますが、これはあくまで目安であり、ご家庭や地域の習慣によって異なる場合もあります。

 

この期間は、お祝い事への参加や開催を控えるのが一般的なマナーです。

 

例えば、結婚式への出席や新年の挨拶などは見合わせることが多いですよね。

特に、お正月には年賀状の代わりに喪中ハガキを送るのが、周囲への配慮と、ご自身の状況を伝える大切な慣習となっています。

 

 


しかし、最も大切なのは形式に囚われすぎず、故人様を悼む気持ちを大切にすることです。

 

無理に外出を控えたり、悲しみを押し殺したりする必要はありません。

心身ともに健康でいることが、故人様への何よりのご供養になります。

 

ご自身が喪中の場合でも、友人からの誘いや、やむを得ない行事もありますよね。

そんな時は、正直に喪中であることを伝え、先方の意向を尊重する姿勢が大切です。

 

 

 

▼喪中に配慮したい行動・避けるべきこと

喪中の期間は、故人様への敬意と、ご遺族への配慮を示す行動が求められます。

ここでは、特に「避けておきたい」とされる事柄について具体的に見ていきましょう。

 

まず、先程も述べたように、結婚披露宴などのおめでたい席への参加は、基本的に控えるのがマナーです。

喪中の方がお祝いの席にいることで、周りの方が気を遣ってしまう可能性があります。

もし、どうしても出席が必要な場合は、事前に主催者へ喪中であることを伝えて相談しましょう。

 


次に、神社への参拝は、神道の考え方からすると避けるのが一般的です。

神道では「死」「穢れ(けがれ)」と捉えるため、喪中の期間は神聖な場所への立ち入りを慎む風習があります。

 

お正月には、初詣の代わりに仏閣へお参りしたり、ご自宅で静かに故人を偲ぶ時間を持つことをおすすめします。

 


最後に、派手な言動や行動は控えめにしましょう。

お祭りやイベントで派手に振る舞ったり、不謹慎な発言をしたりすることは、故人様やご遺族への配慮を欠く行為と見なされる可能性があります。

静かに、慎ましく過ごすことを心がけるのが望ましいです。

 


もちろん、日常生活を送る上で、避けられない場面もあるかと思います。

そうした際には、常に周囲の方への配慮を忘れず、時と場所に応じた適切な行動を心がけることが重要です。

 

 

 


▼迷ったら「心遣い」を忘れずに!故人を偲ぶ気持ちが一番

喪中のマナーについて様々お伝えしましたが、「これでいいのかな?」と迷うこともあるかもしれません。

 

そんな時は、「故人様やご遺族への心遣い」を一番に考えてみましょう。

 


喪中の過ごし方は、故人様との関係性やご家庭の考え方によっても様々です。

ご自身が喪中の場合は、周囲にその旨を伝え、理解を求めることも大切です。

無理せず、ご自身のペースで故人様を偲び、心を癒す時間を持ちましょう。

 


いかがでしたか?

喪中のマナーは、単なるルールではありません。

故人様への感謝と敬意、そして残されたご遺族への温かい気持ちを表現する大切な機会です。

自分が喪中の立場となった際、ぜひ参考にしてみてください。