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故人への感謝を伝える。心温まる喪主スピーチのヒントを紹介

2025年5月27日(火)

大切な方を見送る際、喪主として大勢の前でスピーチをするのは、とても緊張する瞬間ですよね。

しかし、これは故人への最後の感謝と、参列してくださった方々への御礼を伝える大切な機会でもあります。



「何を話せばいいんだろう?」

 

「上手に話せるかな…」

 

このように不安に思う方必見!

 

今回は喪主スピーチで感謝の気持ちを伝えるためのヒントと、心温まる例文をご紹介します。

 


 

◆スピーチは「感謝」を伝える場所

喪主のスピーチは、堅苦しいものでなくて大丈夫です。

一番大切なのは、故人への感謝、そして参列者の方々への感謝を伝えることです。

 

故人との思い出を語ることは、故人がどんな人だったかを参列者の方々にも知ってもらう良い機会になります。

 

例えば、

 

「いつも笑顔で、周りを明るくしてくれた父でした」

 

「料理上手で、家族をいつも美味しいご飯で支えてくれた母でした」

 

といった具体的なエピソードを交えると、故人の人柄が伝わり、参列者の方々も一緒に故人を偲ぶことができます。

 

 

また、遠方から駆けつけてくださった方、忙しい中時間を作ってくださった方、生前故人と親しくしてくださった方々への感謝の気持ちを、まっすぐ伝えましょう。

 

「生前、〇〇(故人の名前)が大変お世話になりました」

 

「お忙しい中、こんなにたくさんの方にお集まりいただき、故人も喜んでいることと思います」

など、具体的な言葉で感謝を伝えることが大切です。

 

 

スピーチは短くても長くても、大切なのは「気持ち」です。

心からの言葉は、きっと参列者の心に響くはずです。





 

 

 

◆構成のポイントと例文 

いざスピーチとなると、どんな構成で話せばいいか迷いますよね。

 

基本的な構成を押さえておくと、落ち着いて話すことができます。



【スピーチの基本構成】

1:参列者への感謝の言葉

2:故人の紹介と人柄がわかるエピソード

3:故人への感謝と別れの言葉

4:今後の抱負(家族のことなど)

5:再度、参列者への感謝の言葉と締めの挨拶

 

では、具体的にどんな言葉を選べば良いか、例文を見てみましょう。



【スピーチ例文】

皆様、本日はお忙しい中、また遠方より、亡き〇〇(故人の名前)の葬儀にご会葬くださいまして、誠にありがとうございます。

 

皆様にお見送りいただき、故人もさぞかし喜んでいることと存じます。

 

〇〇は、生前、仕事一筋の人間でございました。

しかし、家に帰れば、子供たちと笑顔で接し、時には一緒に夢中になって遊んでくれる優しい父でした。

 

特に印象深いのは、私が幼い頃、私が風邪を引くといつも徹夜で看病してくれたことです。その時の父の優しい手と、心配そうな顔が、今でも鮮明に思い出されます。

 

病を患ってからは、皆様から温かい励ましのお言葉や、お見舞いをいただき、本当にありがとうございました。

そのお心遣いが、どれほど故人の心の支えになったかわかりません。

皆様のおかげで、〇〇は最後まで希望を捨てずに、病と闘い続けることができました。

 

これからは、残された私たち家族で、故人の想いを胸に、力を合わせて生きていきたいと思います。

至らぬ点も多々あるかと存じますが、今後とも変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。

 

最後になりますが、本日は誠にありがとうございました。

 

 

このように、基本の構成に沿ってスピーチを進めると、緊張しすぎずスピーチすることができます。

 


 

いかがでしたか?

思いもよらず自分が喪主の立場になることもあります。

その時は、ぜひこの記事を参考にスピーチを考えてみてはいかがでしょうか。