
- コラム
🌟山口県の秋吉台で観る春から夏の星座🌟
2025年5月22日(木)
緑が鮮やかに彩る5月下旬、山口県の秋吉台では、昼間とは全く違う、息をのむような星空が広がります✨
広大なカルスト台地は、さえぎるものがなく、まさに天然のプラネタリウム👏
今回は、そんな秋吉台の夜空で出会える、春から夏の星座たちをご紹介いたします。
🌠春の夜空を彩る星座
5月下旬、西の方角を見上げると、春の星座たちがまだその輝きを放っています。
ひときわ明るく輝くのは、うしかい座のアルクトゥールス。
オレンジ色の優しい光は、春の夜空の道しるべのように光っています。
この星座は「うしかい」という名前の通り、大きな熊を追いかける番人の姿に見立てられています🐮
そして、その近くには、おとめ座のスピカが青白く輝いています💠
麦の穂を抱える美しい女神の姿は、豊穣の象徴。
アルクトゥールスとスピカ、そしてしし座のデネボラを結んでできる「春の大三角」は、春の夜空を見つけるための目印になります☝️
さらに、北の空には、ひしゃくの形をした北斗七星が輝きます。
これはおおぐま座の一部で、柄の先をたどっていくと北極星を見つけることができます✨
北極星は、一年を通してほとんど動かないため、星座観察の頼れる道標となってくれます。
春の星座は他の季節と比べて星の数が少なく、大型の星座が多く見られるのが特徴です。
迫力のある星座をぜひご覧ください👀
🌠夏の訪れを告げる星座
6月に入ると、夏の星座も見れるようになります。
夜が更けてくると、東の空から夏の星座たちが姿を現し始めます。
ひときわ明るく輝くのは、こと座のベガ。
七夕物語の織姫星として、私たち日本人には特になじみ深い星です👸🎋
そして、ベガの少し南では、わし座のアルタイルが輝きます。
こちらは彦星🤴🎋
ベガとアルタイル、そしてはくちょう座のデネブを結んでできる「夏の大三角」は、夏を代表する目印です。
また、白鳥が羽を広げたような美しい姿のはくちょう座には、ゼウスが白鳥に姿を変えて乙女レダに近づいたというロマンチックな神話が残されています😍
南の空には、赤い一等星アンタレスが目立つさそり座が、大きくその姿を現します。
夏の夜空の王者のような堂々とした姿は、見ごたえがあります✨
さそり座は、狩人オリオンを刺し殺した毒針を持つ巨大なサソリの姿とされています。
夏の空では、有名な星座が多数見えますよ!
さらに、神話を調べながら観測するのも楽しみ方の一つですよね☝️💡
🌠秋吉台で星空観察をもっと楽しむために
秋吉台は、標高が高く、周りに街灯りも少ないため、星空観察には最高のロケーションです。
5月下旬は、まだ夜は少し冷えるので、羽織るものを用意していくといいかもしれません👚
星空観察に特別な道具は必要ありませんが、双眼鏡があると、星雲や星団など、肉眼では見えにくい天体も楽しむことができます。
星座早見盤やスマートフォンの星座アプリなどを活用すると、よりスムーズに星座を探すことができますよ📱
いかがでしたか?
秋吉台の周辺には、その地形を生かした宿泊施設が多くあります。
旅の思い出に天体観測をするのはいかがでしょうか🎶
ぜひ、広大な秋吉台の夜空の下、春の星座から夏の星座へと移りゆく星空の物語をゆっくりと楽しんでみてください🌟