コープ葬祭

冬の寒さが厳しくなると恋しくなるのが温かい鍋料理🍲
中でも、独特の風味と滋味深さで人々を魅了する「あんこう鍋」は、まさに冬の味覚の王様ともいえます！
今回は、そんなあんこう鍋の魅力に迫り、あんこう鍋の歴史や部位の説明、レシピなどを皆さんにお伝えします😋🌼

🍴あんこう鍋とは
あんこう鍋の始まりは、漁師たちが船上で食べていた「どぶ汁」にあると言われています。
どぶ汁とは、水揚げされたあんこうを、味噌や野菜と一緒に豪快に煮込んだだけのシンプルな料理のことです🐟🥬
このどぶ汁が、時代を経て洗練され、現在のあんこう鍋というかたちになりました。

あんこうは、見た目からは想像もつかないほど、様々な部位が美味しく食べられる魚です。
「西のフグ、東のあんこう」と称されるほど、その美味しさは古くから知られており、特に肝は「海のフォアグラ」とも呼ばれるほど濃厚で、とろけるような舌触りが特徴です🫠💓
あんこう鍋では、この肝を味噌と合わせてスープのベースにすることが多く、独特のコクと深みを生み出します。

🍴あんこう鍋には欠かせない！各部位とは！？
あんこう鍋に欠かせないのが、「七つ道具」と呼ばれる部位です。
身、皮、肝、胃、卵巣、えら、ひれ、これらの部位はそれぞれ異なる食感と味わいを持っており、鍋の中でしっかりとそれぞれの美味しさを引き立てあってくれます🙏

・身：淡白ながらも上品な味わいで、ぷりぷりとした食感が楽しめます。
・皮：コラーゲンが豊富で、独特の食感が特徴です。
・肝：濃厚でとろけるような味わいは、まさに絶品です。
・胃：独特のコリコリとした食感がアクセントになります。
・卵巣：ふわふわとした食感が楽しめます。
・えら：コリコリとした食感と、独特の風味が特徴です。
・ひれ：ゼラチン質が豊富で、とろりとした食感が楽しめます。

これらの部位をバランス良く入れることで、あんこう鍋はより一層美味しくなりますよ🤗🎶

🍴家庭でも作ってみよう！
家庭であんこう鍋を作るのは、意外と簡単なんです！
そこで、基本的な作り方をご紹介します☝

1：あんこうは下処理済みのものを購入するか、自分で捌く場合は丁寧にぬめりを取り、各部位に分けます。
2：大根、人参、白菜などの野菜を食べやすい大きさに切ります。
3：鍋にだし汁を入れ、味噌と酒、みりんなどで味を調えます。
4：あんこうの肝を加えて溶かし、スープにコクを加えます。
5：野菜とあんこうの各部位を入れ、煮込みます。
6：具材に火が通ったら、ネギや春菊などの香味野菜を加えて完成です。
※お好みで豆腐やきのこ、しらたきなどを加えても美味しくいただけます。

また、食べ終わった後のスープにごはんを入れて煮込めば、あんこうの旨味がギュッと詰まった雑炊も楽しめます🥰

いかがでしたか？
おいしいあんこう鍋を食べて、今年の冬をもっと楽しいものにしましょう😸