- コラム
🌿七草の日~七草粥を食べよう~🌿
2025年1月7日(火)
1月7日は「七草の節句」です😌
ちなみに、本来は「爪切りの日」でもあり、新年を迎えてからはじめて爪を切る「七草爪(ななくさづめ)」にちなんで取り入れたものです💅
そこで今回は、皆さんに馴染みのある”七草の節句”や”七草粥”について簡単に紹介しようと思います!
🌿七草の日と七草粥の文化
日本の伝統行事の一つである「七草の日」は、毎年1月7日に祝われます。
この日は、無病息災を願い、春の七草を使った「七草粥」を食べる習慣があります🍚
七草粥は、正月の豪華な料理で疲れた胃腸を休めるための料理としても知られています。
ここでは、七草の日の由来や七草粥の意味、そしてその作り方について詳しく見ていきましょう👨🍳
🌿七草の日の由来
七草の日は、古代中国の「人日(じんじつ)」という節句に由来しています。
この日は、元日から数えて7日目にあたる日で、各日には特定の動物が割り当てられていました。
7日目は「人の日」とされ、人々の健康を祈る日とされていました🙏
中国では、この日に七種の若菜を使った「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」という汁物を食べ、無病息災を願う風習がありました。
この風習は奈良時代に日本に伝わり、平安時代には宮中行事として定着しました😲
その後、江戸時代には庶民の間にも広まり、1月7日に七草粥を食べる文化が確立されました。
🌿七草粥について
七草粥は、シンプルながらも栄養価が高く、作り方も簡単です👩🍳
七草粥に使われる春の七草は以下の7種類です。
・せり(芹):鉄分が豊富で、血液を増やす効果が期待されます。
・なずな(薺): 別名「ぺんぺん草」とも呼ばれ、熱を下げる効果があります。
・ごぎょう(御): 咳や痰に効果があり、風邪予防に役立ちます。
・はこべら(繁縷): 腹痛薬として古くから用いられ、胃炎にも効果があります。
・ほとけのざ(仏の座): 胃を健康に保ち、食欲を増進させる効果があります。
・すずな(菘):現在のカブにあたるもので、消化を助ける効果があります。
・すずしろ(蘿蔔):大根のことを指し、消化促進や風邪予防に効果的です。
これらの草は、早春に芽吹くため、邪気を払うと信じられています🌱
七草粥を食べることで、これらの草の持つ生命力を取り入れ、健康を願うのです🤝
七草粥は、あっさりとした味わいで、消化に良く、冬に不足しがちなビタミンやミネラルを補う役割も果たします。
作り方も簡単なので、ぜひ体調を整えるためにも作ってみましょう!
《材料》
米:1合
水:4カップ
春の七草:適量(スーパーで販売されている七草セットを利用すると便利です!)
《作り方》
1.米を洗う: 米を軽く洗い、30分ほど水に浸しておきます。
2.煮る: 鍋に水を入れ、米を加えて中火で煮ます。沸騰したら弱火にし、約20分煮込みます。
3.七草を加える: 七草を洗い、食べやすい大きさに切ります。米が柔らかくなったら、七草を加え、さらに5分ほど煮ます。
4.味付け: 塩で味を調え、全体がなじんだら火を止めます。
5.盛り付け: お椀に盛り付けて、温かいうちにいただきます。
いかがでしたか?
七草の日は、無病息災を願う日本の伝統行事であり、春の七草を使った七草粥を食べることで、健康を祈る大切な日です🤗
七草粥を囲んで、心豊かな新年のスタートをきりましょう👌