- コラム
アジサイ祭り
2023年5月29日(月)
防府市にある東大寺別院阿弥陀寺では
毎年6月にアジサイ祭りを開催しています🌼
境内には、山アジサイやガクアジサイなど
80種4000株ものアジサイが植えられており、
「あじさい寺」としても有名です。
皆さんはアジサイと言ったら何色を思い浮かべますか?
アジサイは漢字では「紫陽花」と書きます⭐
漢字にあるようにアジサイは紫色や青色のイメージがあると思いますが、
青や白、ピンクなど、色彩の種類が豊かで、色の濃い、淡いも幅広く
とてもカラーバリエーションが豊富なお花です😍
ではどうしてお花の色に違いが出るのでしょうか❓👨🏫
その秘密は土にあります🌱
紫陽花の色は、土の酸性度によって決まります。
酸性→青色のアジサイ
アルカリ性→ピンクのアジサイが咲きます。
学校の理科で習ったリトマス紙では酸性→赤、アルカリ性→青と習いましたが、
アジサイではその逆になってしまうみたいです👀
アジサイの色素の中には、土の中に含まれるアルミニウムと結合すると青くなる
という性質がある為色が変わります。
日本は火山大国で酸性の土壌が圧倒的に多いため、青色のアジサイが多いということだそうです。
また「白」のアジサイも咲くのですが、白のアジサイはもともとアントシアニンを持っていないため、
土の影響では色が変化しないアジサイになるそうです。
🔶アジサイを好みの色に変える方法🔶
卵の殻を使って色を変えることができます!
卵の殻をパウダー状になるまで砕き、それをアジサイに撒くだけで、卵の殻に含まれる炭酸カルシウムの弱アルカリ性の成分により、アジサイの色をピンク~赤色に変えることができるそうです!
おうちにアジサイがある方は試してみてください😆
街中でアジサイを見かけた際はアジサイの色、土もぜひ観察してみてくださいね🔎