- コラム
【衝撃】いとこ煮は全然いとこじゃなかった?!
2022年1月19日(水)
「いとこ煮」と言えば、冠婚葬祭に欠かせない郷土料理ですが・・・
地域によって食材や調理法などに違いがあることをご存知ですか?
山口県の一部地域では小豆と白玉団子を用いたものが「いとこ煮」と呼ばれていますが
ここ萩市で親しまれてきた「いとこ煮」と言えば
昆布などのだし汁に、
ふっくらと煮ておいた小豆、白玉団子、干し椎茸、かまぼこなどを入れて煮て、冷ましていただくものが一般的ですよね!
実は!!!
全国的にみると、
この形式のいとこ煮は少数派なんです😳💥
多くはかぼちゃと小豆を煮た汁気の少ないものを
いとこ煮と呼び、親しまれているようです!
他の地域を調べてみると様々な「いとこ煮」があることがわかりました!
ここでいくつかご紹介したいと思います(^^)/
[秋田県]
小豆と大根を具とした味噌汁。
[神奈川県]
小豆・いんげん・さき干し大根・なすなどの具を味噌で味付けしたもの。
[新潟県]
小豆とレンコンを甘く調理したもの。
[京都府]
小豆・ダイコン・サトイモ・ゴボウ・サツマイモと小麦粉で作った団子を塩で味付けするもの。
[大分県]
小豆・根菜類・こんにゃくにもち米を入れ炊くもの。
驚くことに、具材だけでなく味付けや調理方法までもが異なっているんです!
唯一の共通点は「小豆」を使用していること!
調べてみると他にも「いとこ煮」の名前の由来に諸説がたくさんあることなどを知ることができました👏✨
気になったこと調べてみると新しい発見があって面白いですね!