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大山 勝(おおやま まさる)
時代を見据えた葬儀を届ける
長門店 |
アフターサポート課 |
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縁の下の力持ちとして、現社長を支えていく。
それが、社全体で最年長となった私の今掲げている目標です。
コープ葬祭に出会ったのは今から30年ほど前のことになります。
当時、飲食店の経営をしていましたが、売上の悪化から閉店を決意。そうして当時社長だった、現会長と知り合いだったことから、3店舗しかなかった頃のコープ葬祭に入社しました。
入社直後は、葬儀に関する知識がなかったため不安なことがたくさんありました。特にご遺体への接し方には頭を悩ませていましたね。時代も時代だったので、とにかく社長や他のスタッフの背中を追いかけ、見て、一生懸命仕事を覚える日々。そうして仕事を覚えるだけで一年が過ぎ、不安に思っていたことを少しずつ解決していきました。あの日々は、とにかく充実していましたね。
この30年で葬儀の形はどんどんと変わっていきました。
昔は旗を持ち、行列を組んで、棺を抱え、出棺の場所まで故人様をお連れする、というのが当たり前でした。
冬、降り頻る雪と身も凍るような寒さの中。
軽トラックで雪をかき分け、地域の方々と「寒いね」と言い合いながら、葬儀をする。
そんな地域の方と協力しながら進めていく葬儀は、時代がたつにつれ減少。
段々と家族葬が主流となっていきました。
それに伴って、葬儀社に求められる職能も変わっていきました。
葬儀に関することは、昔だと地域の方々が仕切ってくださいましたが、今では私たちにお任せいただくケースがほとんどです。仕事内容も多岐にわたるようになっています。
また使用する技術も進化。昔は書面で渡していた連絡も、今ではPCでお客様にお渡ししています。
ですがもちろん、変わらない部分もあります。
私がこれまで培ってきた葬儀の流れや所作の意義といった知識。
お客様への想い。
片付けや備品の修理など葬儀に関するノウハウ。
そういったものを若手に繋げていくか。それが今の私の課題です。
現代は昔のように背中で教えるような教育方法ではありません。アドバイスをしながらゆっくりと、いろいろなことを伝えていきたいです。
時代の流れを見ていると、これからも葬儀はどんどんと小規模なものになっていくのだと思っています。そういったなかで、近代的な考えを取り入れ前向きに進んでいる現社長、そして成長を遂げているコープ葬祭を、陰ながら応援していけたら良いなと思っています。
他所に負けない、お客様に満足していただける葬儀を、一件、一件届けていけたらいいですね。