コープ葬祭

コープ葬祭に入社するまでのキャリアで、事務職の経験がありませんでした。

すでに30代を超えていたため、年齢を考えると未経験からスキルを身につけていくハードルを感じて迷いましたが、「会社で正社員として働ける最後のチャンスかもしれない」と思い入社を決めました。

私が入社したのでは、今から約20年前。当時のご葬儀は、お客様に言われたことをこなすことが何より重要でした。地域の風習があり、親族付き合いを通じてお見送りの形が受け継がれてきていました。

ですが、近年はご葬儀の文化が変化し、ご近所付き合いが希薄になっているため、ご葬儀の経験が初めてで、周りに相談できる存在がいないお客様と数多く出会います。大切な故人様をお見送りするうえでの不安に寄り添い、感謝の気持ちを形にするお手伝いができる私たちコープ葬祭の価値が高まっているのではないでしょうか？

一生に一度のお見送り。人生における大事な場面だからこそ、思い出に残るお葬式を作ることは永遠のテーマです。

だからこそ後輩の指導や社員の育成をする上で、基本を忘れてはならないと考えています。喪主様、ご遺族様と対面した際に、必ず初めにお悔やみの言葉をお伝えすること。

第一印象がどれほど重要か学んできた私たちは基本の礼儀を大切にし、お客様の心に寄り添うため信頼関係を構築するための第一歩として基礎を決して崩しません。

コープ葬祭の「感謝で送るお葬式」を形にするには、決して一人だけの力ではかないません。担当ディレクターはもちろん、むくもりサポートやグッドワークパートナー、スーパーアシスト、全員の力を合わせるからこそ、お客様にとって価値のある唯一の葬儀が実現します。

この会社で働けたおかげで、多くの学びを得て、一人の人間としても一回りも二回りも成長することができました。

今では萩長門エリアでマネージャーを務めるようになりましたが、まさか入社したての頃はこのような重要な役割を任せてもらえるなんて想像もしていませんでした。毎日一生懸命に仕事とお客様に向き合ってきた経験も、今の自分を作ってくれているのだと感じられています。

「藤本さんにはこんなに魅力があって、こんなに仕事ができるんだよ」と学ばせてもらったのがコープ葬祭。この業界で、この会社で働けて本当によかったです。

「コープさんのおかげで、後悔のないお見送りができました」

そんな言葉を、これからもお客様から言っていただけるよう、葬儀後も前向きで素晴らしい人生をおくるお手伝いを続けていきます。