- コラム
参列者の基礎知識~お悔やみの言葉編~
2021年9月8日(水)
〇お悔やみの言葉とは?
お悔やみの言葉は弔問時に大切な方を亡くした、ご遺族に対して思いやりをもってかける言葉のことを言います。
〇短く簡単に伝える
ご遺族は精神的にも時間的にも余裕がない中であるため、短い挨拶でお悔やみの気持ちを伝える必要があります。
お悔やみの言葉をご遺族に伝える際は、短く簡潔にまとめましょう。
お悔やみの言葉の例文はこのような言葉があります。
・この度はご愁傷様でございます。
・ご冥福をお祈りします。
・心よりお悔み申し上げます。
・哀悼(あいとう)の意を表します。
このように簡潔に伝えましょう。
〇お悔やみを伝える注意点
・故人様の死因などを詳しく尋ねる
大切なご家族を亡くされたご遺族に対し、お悔やみの言葉と共に故人様の死因などを尋ねることは失礼。
・「忌み言葉」の使用は避ける
忌み言葉は、「重ね言葉」や「死に対する直接的な言葉」を指し、不幸を繰り返す、重なるといったことを連想させてしまうため使用しないようにしましょう。
【繰り返しが連想されることば】
続く・引き続き・再び・次に・なお・また・追って など
【重ねことば】
かさねがさね・ますます・たびたび・じゅうじゅう・つぎつぎ・さいさん・いよいよ・くれぐれも・かえすがえす など
【不吉な表現】
浮かばれない・大変なことになる・消える など
【直接的な表現】
死亡・逝去・死ぬ・生きる・存命中・自殺 など
葬儀などに参列し、知らないうちに失礼にあたる言葉遣いをしていた、大きな声で長々と話していたなどの失敗が無いように気を付けましょう。