- コープ葬祭ダイアリー
正座って・・・?
2021年7月21日(水)
お葬式、法事などの際、正座をしますよね。
今回は正座についてご紹介します!
〇 法事やお葬式では正座はしないといけないのか?
実際のところ、仏事などで正座をしなければいけないという
決まりはありません。
マナーの観点から言うと、正座の方が良いですが
健康状態などで厳しいという方は、男性はあぐらを、女性は横座りをしましょう。
〇正座をする意味
正座と言えば、日本の伝統的な座り方のイメージを持っていませんか?
しかし、日本人が正座をするようになったのは比較的最近のこと。
昔は『 安座(あんざ) 』という座り方をしていました。今でいうあぐらです。
そもそも正座を長時間していると、足が痺れ、感覚がなくなり、
立てなくなったりと、急な動作ができませんよね。
正座という座り方には、目の前の相手に対して
「私はあなたに危害を加えるつもりはありません」ということを
意思表示するという意味を持っています。
これがやがて、【 親愛 】や【 敬意 】を意味するようになり、
正式な座り方として定着するようになりました。
正座のしびれを対策しよう!
①膝に体重をかけるイメージで背筋を伸ばす
②膝は少し広げて、つま先は後ろで重ねる
③立ち上がる前にしばらく、つま先を立てる
④軽く上体を揺らす
など対策をとりながら正座を行ってみましょう。
正座を必ずしなければいけないということにとらわれずに
故人の供養に集中することを最優先としましょう。