- コラム
「萩まちじゅう博物館」(~12/1)
2024年11月27日(水)
皆さんは「萩まちじゅう博物館」をご存じでしょうか?
簡単に言うと、萩市の魅力を次世代に伝えていこうとする、まちづくり・観光地づくりの取り組みです🍀
今回はその「萩まちじゅう博物館」についてご紹介します!
〇萩まちじゅう博物館とは
平成16年の萩博物館開館を契機に、まち全体を屋根のない博物館と見立て、広く存在する「おたから」を保存・活用した取り組みです。
「おたから」とは萩のまちじゅうにある歴史や文化、自然や民俗など、そこに物語をもつ「もの」や「こと」のことを言います!✨
萩市には、たくさんの文化財をはじめ、「まちじゅう」に豊かな文化や歴史、自然の「おたから」があります✨
それらのおたからを、現地でありのままに展示・保存されている資料と考えると、屋根のない博物館=「まちじゅう博物館」と考えられます!
〇具体的な活動とは
①おたからの再発見・保存・活用・魅力発信
調査・研究による価値の発見や、モニタリング(監査)、自然環境・景観保全による魅力の維持など、まずはお宝を発見します🔍
②おたからを通じた多様なコミュニティの形成・活動の推進
行事、移住・定住等による交流の場の創造や、交流施設としての民間施設の活用など、コミュニティを形成し、その活動を推進します!
③おたからを活かした経済活動の推進
おたからのブランド化や、地域資源の付加価値化、観光地経営の推進など、経済活動を推進します!
④おたからを活かす人材の育成
コーディネーターの育成・確保や、伝統文化・地場産業の後継者の育成など、人材の育成をします!✨
〇ボランティア団体 NPO萩まちじゅう博物館
萩の都市遺産を再発見し、守り育てて次世代に継承していくことを目的として、平成16年6月18日に設立しました!🏠
上記の「萩まちじゅう博物館」の取り組みを市と協働で推進しています!
具体的には、「萩まちじゅう博物館」の中核施設である萩博物館の管理・運営を市から受託するとともに、イベントや展示会の開催、「おたから」の情報収集やリスト化などをボランティア活動として積極的に行っています🍀
〇萩博物
「萩まちじゅう博物館」の中核施設です!萩開府400年の記念日である平成16年11月11日に開館しました✨
萩の歴史・文化発信拠点として、吉田松陰、高杉晋作をはじめ幕末維新関連の実物資料を展示しています!
その他にも、迫力ある生物標本や、世界遺産の構成資産である萩城下町に関する資料、昔の暮らしの道具類などを公開しています!
館内には、萩の素材を使った素材が食べられるレストランや、お土産ショップもあります!
いかがでしたか?
「萩まちじゅう博物館」、知れば知るほど魅力的な取り組みでしたね!💫
イベントや展示会などいろいろと開催されているので、機会があればぜひ参加してみてはいかがでしょうか?