- コラム
立冬(冬の始まり)⛄
2024年11月6日(水)
11月7日は立冬です!
立冬は暦の上で冬の始まりを告げる日です❄
今回は立冬についてご紹介します!!
意味
「立冬」は「二十四節気」の1つです!古代中国では、農業に活かすために太陽の位置を24等分にした二十四節気で季節を表しました🌱二十四節気は一年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらに各季節を6つに区切ったものとなります!
太陽の動きに合わせて24等分しているため、立冬の日付は固定されておらず、毎年11月7日から11月21日ごろが立冬にあたります☀暦の上では立冬から立春前日までが冬と定義されています!!
また、二十四節気の1つ1つを約5日ごとに初候、次候、末候の3つに分けたものは「七十二候」と呼ばれます!立冬を細分化したそれぞれの候の呼び方と、意味を紹介します💫
立冬の種類
①山茶始開(つばきはじめてひらく)
立冬の初候で、11月7日から11月11日頃です!
この「つばき」とは「椿」 でなく、ツバキ科の「山茶花(さざんか)」のことを指しています🌺この時期は山茶花が咲き始める時期で、鮮やかな花は冬の到来を告げつつ、彩り豊かな景色を楽しませてくれます🎶
②地始凍(ちはじめてこおる)
立冬の次候で、11月12日から11月16日頃です!
寒さが一段と厳しくなる頃で、朝には霜が降り、一部地域では霜柱ができることもあります!❄特に夜は冷え込みが厳しくなり、冬の到来を肌で感じる季節となります☃
③金盞香(きんせんかさく)
立冬の末候で、11月17日から11月21日頃です!
「きんせんか」とありますが、春に咲くキク科のキンセンカではなく、スイセンを指しています🌼この時季には、かぐわしい香りと凛とした佇まいで人気のスイセンが咲き始めます!
立冬の時期のおすすめの過ごし方
①冬の準備を始める
立冬は冬支度を始めるのに最適な時季です!昔は、旧暦10月の最初の亥の日である「亥の子(いのこ)の日」にこたつ開きや炉開きをする習慣があったことから、こたつやヒーターなどの暖房器具を準備する日としておすすめです✨
②七五三を祝う
立冬の期間である11月15日は七五三のお祝いの日です!男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳に袴や着物で神社にお参りしに行きます👘
最近は日にちにこだわらず、予定に合わせてお祝いをする家庭が増えているようです!
③時期のものを食べる
風習はありませんが、最近では「立冬」を“あられ・おせんべいの日”や“鍋の日”と呼ばれている傾向がみられます🍲
1985年に新米の取れるこの季節にはあられ・おせんべいを楽しんでほしいという思いから、毎年立冬の日を「あられ・おせんべいの日」としました🍘
また、「鍋の日」は2001年に制定されました。
11月7日を「いいなべ」とした語呂合わせと、冬の到来を感じて「家族で鍋を囲んで団らんを楽しんでほしい」という思いから生まれました。鍋は体も温まるので、冬にぴったりです!🍲
いかがでしたか?
今回は立冬についてご紹介しました!
寒さ対策はしっかりしつつ、立冬の時期を楽しんでいきましょう!❄