- コラム
秋のイベント十五夜🎑
2024年8月30日(金)
明日から9月に入り、秋のイベントが始まります!
その中の一大イベント十五夜は、日本ならではの文化ですよね🌝
ところで、十五夜という言葉は聞いたことがあると思いますが、
実際はどんな準備をしてどんなことをする行事か知っていますか?
そこで今回は、皆さんに十五夜のプチ情報をお伝えします!
🌠十五夜とは?
十五夜とは、1年で最も美しいとされている「中秋の名月」を鑑賞しながら、収穫などに感謝をする行事です。
十五夜は、旧暦における毎月15日の夜のことを指しており、新月の日から数えて15日目の夜でもあります。
一般的に、十五夜と中秋の名月の違いとして、中秋の名月は年に一回だけですが、十五夜は毎月訪れるものなのです😲
今年の十五夜は9月17日ですが、15日ではない理由は、十五夜の日は旧暦の8月15日の月を指すため、毎年変わるからです。
🌠中秋の名月とは?
旧暦の8月15日はちょうど秋の真ん中です。
また、そのころの月は最も美しい時期であり、
平安時代の貴族たちが中秋の名月に月を眺めて和歌を詠む「観月の宴」を開いて楽しんだところから始まります⭐
十五夜と中秋の名月は同等の意味で捉えられていますが、本来は旧暦8月の十五夜を中秋の名月と呼びます。
🌠お月見のお供えについて
お月見といえば、お供えがされている風景を思い出す人も多いのではないでしょうか🎑
お月見のお供えに必要な「ススキ」や「餅や団子」は
どのようにお供えするのがいいか、確認してみましょう☝
🌟ススキ🌟
ススキは月の神様の依り代と考えられています。
本来は実りを象徴する稲穂をお供えしたいところですが、稲刈り前なので、稲穂に似たススキを用いるようになったと言われています🌾
ススキのみ、または、秋の草花と一緒に花瓶に生けて供えます。
また、ススキの鋭い切り口が魔除けになるとされていることから、お月見のあとに軒先にススキを吊るす風習もあります。
🌟月見団子🌟
お米を主食とし、米文化が根付いている日本の行事には、餅や団子が欠かせません🔎
お月見では月見団子を供えて作物の収穫に感謝し、これから実るものに対して豊作を祈願します。
丸い月見団子は、満月に見立てたものです。
お供えする際は、三方や皿に白い紙を敷き、十五夜にちなんで15個(または5個、あるいはその年の満月の数)を盛ります。
月見団子は、お月見をした後に、月に感謝しながら食べましょう🙏
ちなみに、十五夜といえば月でウサギが餅をついている姿が有名ですが、
実は、インドから伝わった月のウサギの伝説が元になっているんです!
また、ウサギが餅をついているのは、
🐇月でウサギが食べ物に困らないため
🐇老人への食べ物を準備するため
など、いろいろな説があるそうです🐰🐾
今回は、十五夜についてプチ情報をお伝えしました!
いかがでしたか?
夜も少しずつ涼しくなってきました。
今年の十五夜は、お供えも揃えて楽しんでみてはいかがでしょうか🐇🎑