- コラム
節分👹
2024年1月31日(水)
窓をあけて豆をまき、邪を払い福を呼び込む「豆まき」は、
子どもたちも楽しみにしている2月の行事のひとつ👹
今回は鬼を退治し福を呼び込む行事「節分」についてお話します♪
〇節分とは?
節分は節(季節)の分かれ目と書き、立春・立夏・立秋・立冬、
それぞれの前日のことを節分といいます。
特に立春は1年の始まりと考えられ、昔の日本では大切にされました。
そのため1年の悪いものを追い出し、素晴らしい春を迎えるために
春の節分だけが現在も行事として残っています。
実は立春、その前日の節分は年によって1日前後の差がでます💡
〇豆まきをする理由
節分は悪いもの(鬼)を追い払い、
良いもの(福)を呼び込むために、豆まきをします。
古来より日本人は、米、麦、ひえ、あわ、大豆の五穀には
穀霊と呼ばれる精霊が宿っていると考えていました。
大豆は粒が大きく多くの精霊が宿るとされ、
邪気を払うのに最適なので、豆まきに使用されています。
また、生の豆を使うと、拾い忘れた時に芽が出ることも
考えられるため、豆まきの際は炒り豆を使用します🌱
〇鬼より強い⁉豆まきしなくてもよい姓とは?
実は、豆まきをしなくてもよい姓があるのをご存知でしょうか?
それは「ワタナベ」さんです!
かつて、渡辺綱(わたなべのつな)という平安時代の武将が鬼を退治したため、
鬼に恐れられているという話から、
ワタナベ姓は豆まきをしなくてもよいとされているんです!😆
また、鬼を祀っている神社や、鬼のつく姓の方は、
あえて「鬼は外」とは言わない、といったように
地域や姓によって節分のやり方は異なるのです🪄
節分は単なる季節の行事ではなく、家族の幸せを願い、
絆を再確認するものでもあります♪
今年の節分はいつも以上に楽しみながら、家族の絆をより深めましょう!✨