- コラム
山口の冬の風物詩 ❄大寒みそぎ❄
2024年1月17日(水)
山口県防府市の春日神社で毎年行われる
「大寒みそぎ」って知っていますか?
暦の上でもっとも寒い日とされる大寒の日に
冷水につかって心身を清め、無病息災を祈る行事です❄
大寒の日から3日間行われ、毎年多くの方が参加します!
今回は大寒みそぎについてご紹介します🎈
【 大寒みそぎの歴史 】
大寒みそぎは、神話に由来し水の霊力により身を清める神事。
みそぎは「身をそぐ」ともいわれ、
自分を厳しく鍛えることによって
強く健全な心身をつくると言われています💪🏻
大寒の日に冷たい水につかってみそぎを行うことで、
無病息災を祈るようになりました💭
平安時代から行われてきた行事ですが、
明治時代には、神道改革の影響で一度中断しました。
しかし昭和時代に再開され、現在では、山口県を代表する
冬の風物詩として、毎年多くの人が参加しています✨
【 大寒みそぎの流れ 】
大寒みそぎでは、
まず、白いふんどしや白衣に身を包んだ参加者が、神前に参拝します⛩
水浴びの前に、鳥船行事を行い、体を温めます🔥
その後、雄健行事➡雄詰行事➡気吹行事を行い
身滌行事で冷水に飛び込み、肩まで漬かります。
水温は、10度前後🐧💨
水から上がったら、神前に再び参拝します。
大寒みそぎに参加する人は、その年の無病息災や、
健康、仕事の成功、家族の幸せなどを祈ります☆彡
また、寒さに耐える強さや、
新しい年への決意を新たにするという意味もあるとされています🐉
【大寒みそぎに参加する際の注意点】
大寒みそぎに参加する際は、以下のことに注意しましょう。
⚠参加するにあたって
・参加者はバスタオル、サンダルを持参
・年少者の参加は保護者の方と同伴すること
・参加は原則1人3回限り
(詳細は公式サイトでご確認ください)
⚠注意点
・水温が低いので、低体温に注意しましょう
・しっかりと体を温めてから、冷水に飛び込みましょう
・万が一、体調が悪くなった場合は、無理をせずに中止しましょう
皆さんもぜひ、大寒みそぎ参加してみてください♪
日程:2024年1月20日(土)~22日(月)
時間:午前6時30分~、午後6時00分~(各1日2回)
詳細は、春日神社公式サイトの「大寒みそぎ」のページから❄