- コラム
年賀状📮
2023年12月18日(月)
昔から大切な人と交わされてきた年賀状📮
人とのつながりを大切に、相手を思いやる日本人の心が現れています🍀
★年賀状とは
【年賀】とは「新しい年を祝う」という意味があります。
また【状】とは「手紙、書状」のことですので、
【年賀状】とは「新年をお祝いする挨拶状」となります。
平安時代ごろから行われるようになった日本独自の習慣で、
新年を祝う言葉をもって挨拶し、
日頃お世話になっている方々への感謝と、
新しい年も変わらないお付き合いをお願いする気持ちを込めて送るものです✨
また、親しい相手への場合などには
結婚や出産などの近況を添えることもあります♪
★年賀状の書き方
賀詞:大きく賀詞(新年を祝う言葉)を書きます。
本文:お世話になったことへの感謝のご挨拶、
今後も変わらぬお付き合いやご指導をお願いする言葉、
相手の健康や繁栄を祈る言葉などを書きます。
日付:年号・日付を文面の最後に書きます。
差出人:住所・氏名など差出人情報を書きます。
★年賀状を書く上での注意点
①賀詞の選び方
賀詞には意味があり、目上の人・同僚や目下の人・親しい友人など
相手によって使い分ける必要があります。
②意味の重複
「新年あけましておめでとうございます」という言葉をよく目にしますが、
「新年」と「あけまして」は同じ意味 .ᐟ.ᐟ
この場合は「新年おめでとうございます」が正しい使い方です◎
また、賀詞が印刷された年賀はがきに、
「あけましておめでとうございます」と手書きで文章を追加すると、
意味が重複してしまいますので注意しましょう💭
「一月一日」「元旦」、日付の重複にも注意が必要です。
「一月一日」と「元旦」はほぼ同じ意味なので、
「〇〇年一月一日 元旦」と記入すると意味が重複してしまいます。
日付はどちらか一方のみ記載しましょう💡 ̖́-
③挨拶文には句読点を入れない
お祝い事や喜ばしい事には区切りをつけないということから、
「、」「。」などの句読点は使用しない方がよいとされています。
文章が長くなり読みづらくなる場合は、改行やスペースを入れて、
読みやすくなるようにしましょう。
現在では年始の挨拶には年賀はがきに限らず、
メールやSNSなどいろいろな伝達手段があります。
そのため年々年賀状を出す枚数が少なくなりつつありますが、
現在でも年賀状の販売枚数は国民一人あたり約12枚と言われています⭐
年賀状を書くという事は、過去にお世話になった人、
親しかった人との思い出に心をはせる瞬間でもあり、
相手を思い自然と心が通じる機会でもあります🤍
今年は皆さんも大切な方に年賀状を出してみてはいかがでしょうか♪