- コラム
お盆の準備🌻*。
2023年6月5日(月)
お盆とは旧暦の7月15日を中心に行われる祖先供養の儀式です😌 ̖́-
ご先祖様があの世から帰ってきて、家族とともにひと時を過ごし、
またあの世に帰っていくという行事です。
ご先祖様が気持ちよく帰ってこれるように、
しっかりと準備をしましょう🍀゛
お盆の準備はいつから始める?
お盆の時期は地域によって違いがあり、7月または8月に行われます。
お盆の準備はお盆が行われる月の1日に始めるのが一般的です。
お盆が行われる月の1日は釜蓋朔日(かまぶたついたち)といい、
あの世の釜の蓋が開く日と呼ばれています。
帰ってこられる先祖の霊のためにも、
お盆の月に入ったらすぐに準備を始めます⭐
具体的に行うのは
➊お墓の掃除
❷仏壇の掃除
❸盆提灯、盆棚、仏具などの準備
を行います。
お盆の飾りを飾り始めるのは12日頃からなので、
それまでに掃除と準備を終わらせておきます🧹゛
➊お墓の掃除
まずお墓の掃除をしましょう。
墓石の表面はつるつるしていますが、目に見えないごく小さな隙間があり、
そこから洗剤を内部に吸い込んで変色の原因になってしまうことがあります。
なので、ご自身で掃除をする場合は家庭用の掃除洗剤や食器洗剤は使用せず、
水洗いだけにしておきましょう。
❷仏壇の掃除
掃除の前には仏壇に手を合わせて、
仏具を下ろし、仏壇上部から掃除を始めます。
仏壇の掃除が終わったら、仏具の掃除をします。
掃除が全部終わったら仏壇に手を合わせ、終了の挨拶をします。
❸盆提灯、盆棚、仏具などの準備
盆提灯は2つで1対として、精霊棚(盆棚)や、仏壇の前に飾ります。
盆提灯を贈る慣習が残っている地域では、
盆提灯が多いほど故人が慕われていたことを示すとして、
多くの盆提灯を飾ることもあります。
棚にはござやまこもを敷き、中央にお位牌を安置します。
ナスやキュウリで作った精霊馬、精進料理のお膳、そうめん、
だんご、季節の野菜や果物、故人の好物などのお供え物を供えます。
お盆は、年に一度だけ、ご先祖様の御魂が
あの世からこの世に戻ってくる大切な行事です。
多くの方は、お盆休みにあたる8月13日~16日をお盆期間としていますが、
7月に行う地域もあるので、日程を確認しておき、お盆飾りやお供え物など、
ご供養に必要なものを事前に準備しておくようにしましょう🌟