- コラム
七夕🎋 ̖́-
2023年6月28日(水)
日本の夏の風物詩として広く親しまれている「七夕」🎋 ̖́-
子どもの頃に、願い事を書いた短冊を
笹に飾ったことがある方も多いかと思われます♪
日本で現在親しまれている七夕は、
日本古来の風習や中国由来の伝説が掛け合わさってできたものとされています。
・七夕の由来
七夕で最も有名なのが、織姫と彦星の伝説ではないでしょうか。
中国ではそれぞれ織女(しゅくじょ)と牽牛(けんぎゅう)と呼ばれます。
天空の主である天帝の娘で、機織りの名人だった織女は、
牛飼いの牽牛と恋に落ちて結婚しました💍゛
しかし結婚後、働き者だった2人は仕事をしなくなり、
それに怒った天帝は2人を天の川の両岸に引き離します。
悲しみに暮れる織女を不憫に思った天帝は、
年に一度だけ2人を合わせるように計らった、というのが伝説のあらすじです✨
織姫(織女)はこと座の一等星「ベガ」、
彦星(牽牛)はわし座の一等星「アルタイル」という星にあたります.ᐟ.ᐟ
旧暦7月7日は、天の川を挟んで
ベガとアルタイルが最も輝いて見えることから、
この伝説が生まれたそうです⭐
また、ベガとアルタイルに、
白鳥座の一等星「デネブ」を加えた3つの星は
「夏の大三角」と呼ばれ、広く親しまれています。
・短冊が5色の理由
笹に吊るす短冊は、古くは和歌を書いて
学問や書道などの上達を願っていました。
現在は、学問などに関わらず、個人の願い事を書いて吊るします。
現在はあまり意識されることがないものの、
七夕飾りの短冊は赤・黒(紫)・青・白・黄の5色が一般的です。
七夕飾りの短冊が5色なのは、中国の五行説が影響しています。
五行説とは、世の中のすべては火・水・木・金・土のいずれかに当てはまり、
それぞれが影響し合っているとする自然哲学の考え方です。
火が赤、水が黒、木は青、金が白、土が黄色に対応します。
日本では、黒色は縁起が悪いという理由から、
高貴な色である紫に変化しました。
また、日本語の青は緑色も表す言葉だったため、
緑色が含まれるようになったそうです。
七夕は、日本の夏を彩る一大イベントです🌠
なんとなく七夕飾りを飾っていた、短冊を書いていたという方も、
由来を知ればより七夕を楽しめるはずです💛
今年の夏は、七夕飾りを用意して
7月7日に備えてみてはいかがでしょうか🤗*。