- コラム
これからが旬!シロウオ🎣
2023年3月20日(月)
春を告げる小さな冒険者をご存じでしょうか?
冒険者と言ったものの人ではありません😎
ではその正体とは一体なんなのか・・・
正解は“シロウオ”です🐟
シロウオは体長が5cmほどの小さな魚です!
普段は海の藻場で生息していますが、2月~4月頃産卵期を迎えると、きれいな川底の小石に卵を産み付けるべく小さな体で川を上るため、「春の訪れを告げる魚」とも言われています🌸
そんなシロウオですが産卵期の2月~4月頃には、萩市の松本川河口付近や岩国市門前川河口付近でシロウオ漁が見られます。
漁が行われる場所が河口付近ということで、身近にシロウオ漁を見ることができ、地域住民や観光客等から「早春の風物詩」として親しまれています🌷🎏
一般的には酢醤油で食べる踊り食いが有名ですが、家庭やお店によっては、天ぷらや茶わん蒸しなどで食べられることもあります!
⚠「シロウオ」と「しらうお」とは全くの別物⚠
よく「シロウオ」に似ている魚として「しらうお」が挙げられます。
同じような名前と見た目なので混同されがちです💦
これらの魚は、見た目こそ似ているものの全くの別種類になります!
【シロウオとシラウオ違い】
生息地:
シロウオ:海水 / しらうお:淡水
漢字:
シロウオ:素魚 / しらうお:白魚
見た目:
シロウオ:体内が透けており、頭部が丸い / しらうお:白く半透明で頭部は尖がっている
このように比べてみると違いが多く見受けられます👀✨
また、同じような魚でシラスがいますがイワシ科の稚魚になるのでこれもまた別の魚になります🎶
どの魚も美味しいという共通点はありますが、調べてみると知らないことも多く、勉強になりますね!
ちなみに関西地区ではシロウオのことをシラウオと呼ぶ風習もあり紛らわしくなる原因の一つなのかもしれませんね!😉
ちなみに萩市では毎年、
しろ魚グルメを堪能できるイベント「しろ魚まつり」が開催されています🐠♪
今年は残念ながら中止となってしまいましたが、
私たち萩市民の夏の風物詩でもあります(^^)
今後、開催された際はぜひいらしてみてくださいね🌸