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松竹梅🎍

2023年1月25日(水)

松竹梅とは、お祝い事やめでたい兆し事として
その象徴として使われてきた縁起物のことです。

 

 

たとえば、お正月に欠かせない門松や、
結納品に松、竹、梅が使われています。

 

それでは、松竹梅の由来はどこからきているのでしょうか。

 

 

 

 

松竹梅は、もともと中国歳寒三友(さんかんのさんゆう)
日本に伝わってきたのが由来なんです。

 

これは、絵をかく上での画題のことをあらわしています。

 

まず、歳寒とは寒さ厳しい冬のことで
さらに、三友とは三つの友のことです。

 

植物は、花はしおれ、葉は枯れ葉としておちてしまっている寒い冬。
そんな寒い冬に画題として好まれた三つのもの。

 

つまり、その三つの画題が、松、竹、梅なんです。

 

松、竹は寒い冬でも緑を保っています。
さらに、梅は寒い中、花を咲かせます。

 

ふと見ると、生き物は消えてしまったような寒い冬。
そんな厳しい季節の中で、松、竹は緑を保ち、梅は花を咲かせる。

 

冬に選ばれる画題としてこんなふさわしいものはありません😊♩

 

しかし、中国の歳寒三友が松竹梅の由来とはいえ
松、竹、梅は冬の画題として好まれていただけで、
日本のように、めでたい縁起物としての意味はありません。

 

それでは、なぜ松竹梅は日本でお祝い事や
めでたい兆しごとに使われるようになったのでしょうか?

 

 

 

 

◎松

 

 

日本では古来、松は常緑樹で一年中緑を保っていることから
神聖な木として扱われてきました🌳

 

さらに、盆栽で松は樹齢数百年のものがあることでわかるように、
松は長寿の樹木なんです。

 

なので、若さ(緑)を保ち続ける長寿の松は、
長寿や不老不死の象徴となり、
平安時代から縁起物としてあつかわれるようになったんです。

 

 

◎竹

 

 

天に向かいまっすぐに伸びている竹。

 

さらに地面には竹の根があらゆる方向にはりめぐっていて、
竹林に入ると、自然の生命力と力強さを感じることができます💪🏻ˎˊ˗

 

そして、室町時代の日本でも力強い生命力から
「子孫繁栄」の象徴として竹は縁起物になったのです。

 

 

◎梅

 

 

寒い冬から春になると、桜が満開になります🌸ˎˊ˗

その桜が咲きほこる前の、まだ寒く春が遠いときに梅は咲きほこります。

 

まだ寒さ厳しい冬に色鮮やかな花を咲かせる梅。

 

そんな梅に江戸時代の日本人は、気高さ、高潔を感じ、
縁起物として扱われるようになったんです。

 

ちなみに、梅は、上品という花言葉を持っているんですよ。

 

 

 

 

今回は「松竹梅」の歴史や由来をご紹介しました✨

 

松竹梅は、もともと中国から入ってきた、
歳寒三友という冬の画題のことだったんですね!

 

せっかく使うなら縁起が良いといわれているものを使った方が気分がいいですよね😉ˎˊ˗