- コラム
ふたご座流星群🌠
2022年12月12日(月)
冬の定番天文現象「 ふたご座流星群 」
12月14~15日ごろを中心に、たくさんの流れ星が飛びます。
深夜以降は月明かりの影響を受けますが、
月から離れた方向を広く見渡すと流れ星が見える確率が高くなります💡´-
寒さ対策を万全にして、安全やマナーに気をつけて、
流れ星を待ってみましょう♩
⭐ピークは14日22時ごろ
2022年のふたご座流星群の活動が最も活発になる「 極大時刻 」は、
12月14日22時ごろと予想されています。
つまり、12月14日の宵から15日の明け方にかけてが、最も観察に適しています。
⭐観測のポイント
◎空を広く見渡そう
流星群の流れ星は放射点を中心として四方八方に飛びますが、
これは「 放射点の方向にだけ流れ星が飛ぶ 」ということではなく、
「 流れ星の光跡を反対にたどっていくと放射点に到達する 」ということです。
つまり実際には、流れ星は方角や高さに関係なく、空のあちこちに流れます。
一般的に低空は街明かりや大気の影響を受けて見え具合が悪くなるので、
高いところを眺めるほうが流れ星を見つけやすいでしょう💡
◎15分くらいは見続けてみよう
1時間に20個の流れ星が見えるとすると、
計算上は平均して3分に1個のペースで見えることになりますが、
流れ方はランダムですので、立て続けに数個見えることもあれば
10分以上も見えないことも珍しくありません。
1つも見えないからと数分で諦めるのではなく、
15~20分くらいは見上げてみましょう。
( ただし、寒いのであまり無理はしないようにしましょう )
⭐寒さ対策は万全に
寒さ対策は、ふたご座流星群の観察で一番大切なことといえるかもしれません。
寒いと注意力や判断力が低下し、落ち着いて空を見上げるのが難しくなったり
動作が鈍って思わぬ事故につながったりすることもあります💦
🔹重ね着をし、帽子やマフラー、手袋などの防寒具を用意。
🔹携帯カイロ、夜食、温かい飲み物なども準備。
🔹家の近くで見るのであれば、無理をせず時々室内で休憩を。
🔹ヒーター等を利用の場合は明かりや音、安全に気をつけて。
2022年の最後の流星群になり今年最後の天体イベント🌟
来年への期待を込めて流れ星に願いを込めるのも良いかもしれません🤭