- コラム
七夕の由来🎋✩
2022年7月6日(水)
明日7/7は「 七夕 」ですね🎋ˊ˗
七夕は「たなばた」または「しちせき」とも読み
日本の夏の行事として古くから親しまれてきました😊
みなさんも子供のころ、短冊にお願いごとを書き
笹竹につるした経験があるのではないでしょうか♪
では七夕は一体いつから、
どのようにして始まったのでしょうか🤔
今回は、今さら聞けない
七夕の由来や飾りの意味をご紹介いたします𓂃🌿𓈒𓏸
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꒰ 七夕🎋の由来 ꒱
七夕と言えば、
「織姫と彦星が1年に1度、天の川を渡って逢瀬を交わす」
という物語が思い浮かびますよね🌙
実はこの物語のルーツは、
中国最古の詩集「詩経」にさかのぼります。
中国風だと織姫と彦星は、
「織女(しょくじょ)」
「牽牛(けんぎゅう)」となります✨
牛飼いの「牽牛」と、
天帝(神様)の娘で機織りが上手な「織女」は、
共に働き者でしたが、結婚を機に働かなくなってしまいました。
これに怒った天帝が、
二人を天の川の両岸に引き離しましたが
「織女」が泣いて悲しんだため二人は年に1度、
7月7日の夜にだけ会うことが許されたというお話です。
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꒰ 綺麗な天の川を見るには🌌 ꒱
かつての七夕は旧暦7月7日の行事でしたが、
明治の改暦により新暦の7月7日に行うのが一般的となりました🌷
そのため、現在の七夕の日は
旧暦の七夕よりも約一ヶ月早くなっているということになります!
織女はこと座の「ベガ」、
牽牛はわし座の「アルタイル」を表しており、
どちらも1等星で明るい星です🌟
日本では7月上旬から見えやすくなり、
9月上旬ぐらいまでよく観察できるんだそう🤲🏻´-
20~22時ごろ、東の空の下の方に見え始めます😌
はくちょう座のデネブを加えて、
「夏の大三角」とも呼ばれています💡 ̖́-
農業に適した季節になると明るくなるので、
農業や養蚕などをつかさどる星と考えられていました。
もっとも観察しやすいのは8月上旬で、
やはり旧暦の七夕のころになります👀𓈒𓏸
そんな旧暦の七夕を、
国立天文台は「伝統的七夕」と呼んで毎年公表しています-`📢
2022年の伝統的七夕は、
8月4日(木)になっています✨
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꒰ 七夕に願い事をするのはなぜ?🎋 ꒱
日本では、
願い事を書いた短冊を吊るすのが一般的ですよね☺️
実はこの風習は、元を辿ると中国の
「乞巧奠(きっこうでん)」という行事が由来と言われています🌱
乞巧奠は、織女にあやかり
7月7日の夜に糸や針の仕事を司る織女に対して、
機織りや裁縫の上達を星に願う行事でした。
後に日本に伝わり、奈良時代には孝謙天皇が
技巧や芸能の上達を願って「乞巧奠」を行ったとされています𓈒 𓏸𓈒𓂂𓂃
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꒰ 七夕飾りが持つ意味🎋 ꒱
昔は高ければ高いほど星に願いが届くと考えられており、
屋根の上まで高くかかげていたんだそうです⸜🙌🏻⸝
七夕飾りにはいくつかの種類があり、
それを「七つ飾り」と呼びます💐
⭐吹き流し
織姫に供えた織り糸を表していて、機織りや裁縫の上達を願う飾りです。
かつての宮中儀式で、
五色の糸を長い針に通してお供えしていたものを、紙で表現したものです。
⭐折鶴
長寿を表す鶴を折り紙で折り、家内安全や長寿を願う飾りです。
⭐くずかご
七夕飾りを作るときに出た紙くずを、折り紙で折ったかごに入れて飾るもので
清潔、倹約の心を育むという意味があります。
⭐網飾り
網飾りは漁業の網から生まれた飾りで、大漁を願います。
⭐巾着
金運の上昇や、貯蓄を願って飾ります。
本物の財布を下げることも。
⭐紙衣
紙で作った人形や着物を飾ったもので
裁縫の上達や、着るものに困らないように願います。
人形に病気や災いの身代わりになってもらうという意味も!
⭐短冊
「五色の短冊」に願い事を書いて飾ります。
五色とは、赤・黒(紫)・青・白・黄のこと。
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いかがでしたでしょうか😊❣️
7/7はそうめんの日でもあります🥢
七夕とそうめんは古くから関わりがあり、
江戸時代には七夕に食すものとして既に一般的だったそう✨
また山口市では毎年8/6・8/7に
「 山口七夕ちょうちんまつり 」が開催されています🎋
「 山口七夕ちょうちんまつり 」については
また詳しくご紹介いたしますのでお楽しみに(^^♪