- コラム
【 供物・供花 】
2022年4月6日(水)
お葬式で、祭壇などに飾る「供物」「供花」ですが、
具体的にどんな意味を持ち、どんな役割をしているのかを
今回はこちらで詳しくご説明したいと思います(^^)
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「供物」は「くもつ」と読み、
故人や先祖、仏さまを
“ 供養するために捧げるお供え物 ”のことを言います。
ご自宅の仏壇などにお供えしている花なども「供物」になります✨
一般的にお葬式や法要においては、
故人への感謝の気持ちや、大切な人を亡くされたご家族への弔意を
表すために贈る品物をさしています💎
また、仏様や神様に捧げる品も供物と呼びます。
「供物」を贈るのは、
故人やご家族と親しい間柄の人が多く、
喪主・親族たちで用意することも◎
寄せられた供物は
通夜式や葬儀・告別式の間、祭壇や会場で飾られます💐
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「供花」は「きょうか」または「くげ」と読みます✨
供物のなかのひとつで
通夜や葬儀などで故人に供える花のことを言います。
また、供花には
葬儀会場や祭壇を華やかに飾るという役割もあります。
葬儀に参列できない場合に
弔電の代わりや、香典の代わりとして「供花」を贈ることも😌
🔶供花と花環(花輪)の違い
葬儀では、供花の他に花環(はなわ)が飾られることがあります。
花環とは・・・
円環状の生花や造花にスタンドがついたもののこと。
花環も供花と同様に
故人を悼む気持ちを込めて贈るものです😊
※供花は宗教・宗派によって考え方が違いますので
贈る前にしっかりと確認しておきましょう◎
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仏教での供物の基本となっているのが、
「仏教の五供(ごくう)」と呼ばれる考え方💡
「香」「花」「灯明」「水」「飲食」の5つが供物の基本とされています。
「香」⇒ お線香や抹香を指し、心身を清めるという意味を持ちます。
「花」⇒ 「供花(きょうか / くげ)」のこと。
花のように清らかな心で仏様と向き合うという意味を持ちます。
「灯明」⇒ ろうそくの灯りを指し、
心に安らぎを与えてくれるという意味を持ちます。
「水」⇒ きれいな水やお茶を指し、
供養する人の心が洗われるという意味を持ちます。
「飲食」⇒ 普段私たちが食べているものをお供えすることで、
ご先祖様とのつながりを持つということを意味します
※供物は供花同様、
宗教によって贈って良いものが異なりますのでご注意ください。
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コープ葬祭では
生花のご注文も承っております!
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