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香典の歴史をご存知ですか?

2021年10月11日(月)

「香典」について知っていますか?

 

 

本来「香典」「香奠」と書き、「香」は文字通り「香(線香)のことで、

「奠」「供える」「まつる」の意味があります。

 

香典の由来は、線香がまだ開発されていない時代に関係者が持ち寄った「お香」であると言われています。

線香のない時代では、お香の煙を、“ 故人があの世へ向かう際の道しるべ “と表していました。
この煙を絶やすことなく、焚き続けるためにお香を持ち寄っていたそうです。

 

それが現代では形を変え、「お香」の代わりに「現金」が渡されるようになりました。

 

その香典に対してのお礼が「香典返し」であり、
お悔やみいただいた方へ無事に弔事が終わったという報告を兼ねて、お礼を伝えるための贈り物でもあります。

 

【 香典返しのタイミング 】
一般的には葬儀の当日の即日返し、または本来の香典返しの意味である、四十九日の忌明けに挨拶状を添えて香典返しをします。

最近では即日返しする方が増えてきましたが、宗教・宗派により時期が異なる場合もありますが、亡くなられた日から30日~50日の間に渡すのが良いとされています。

 

【香典返しの相場】
香典返しは一般的に、いただいた香典の三分の一から半分程度が目安となっています。
金額によりますが、タオル・お茶・海苔や日用品などを送る方が多いようです。
即日返しの場合は香典の額がわからないまま品物を渡すことになりますので、香典が高額だった方には、忌明け後に改めて別の品物を贈るという配慮も必要になってきます。

 

 

このように現在と昔でカタチは変わりましたが、どちらも“感謝”“お礼”の気持ちを
カタチにしたものであることに変わりはありませんよね(^^♪