- コラム
お通夜に行くときの持ち物は?
2021年9月22日(水)
「お通夜に参列するときには何を持参すれば良いの?」
突然の訃報で慌てる人も多いかと思います。
今回はは、お通夜に参列するときに必要な持ち物をご紹介します。
【 香典 】
お通夜や葬儀・告別式に持参したり、弔問時に遺族に渡します。
香典袋(不祝儀袋)に入れてふくさに包むのがマナー。新札は使いません。
また、香典袋のデザインは包む金額によって選ぶのが一般的。
・3,000~5,000円…水引が描かれているもの
・10,000~30,000円…黒白または双銀の水引が7~10本のもの
【 ふくさ 】
ふくさは、冠婚葬祭で持参する祝儀や香典を包むために使用する布のことで、
弔事は左引き・慶事は右開きというルールがあります。
弔事で使用するふくさの色は故人への哀悼を表す慎ましやかな、
黒・グレー・紺・緑・紫などの寒色系が一般的。
紫色のふくさは慶事にも使えますので、1つ持っておくと便利です。
ふくさはない場合や忘れたら、ハンカチでの代用も可能◎
【 数珠 】
数珠にはいろいろな種類があります。
大きく分けて珠数が108個ある「本式数珠」と、それよりも少ない略式数珠があります。
また、宗派によって珠や房の形が違ったり、結び方や形状が異なったりします。
数珠には身を守るというお守りの意味もあるため、貸し借りはタブーとされていますので、
急なお通夜で手元に数珠がない場合は持たなくても問題ありません。
【 お通夜の持ち物の注意点 】
▼荷物は少なめに
お通夜に参列する場合、バッグは目立たない小さなものが定番です。
小さなバッグに入るように荷物は少なくしましょう!
▼抑えたデザインで
お通夜や葬儀は、華美なデザインは避けるのがマナーです。
故人を想う場であることを常に忘れないようにしましょう。
▼携帯電話の電源は切る
厳かに儀式が進んでいくお通夜の席では、可能な限り電源を切っておきましょう。
マナーモードであっても近くにいる参列者には振動が伝わってしまうので、できれば避けた方が無難です。
お通夜は突然の場合が多いので、普段から必要なアイテムを準備しておくと慌てずに済みます。
お通夜に参列する際は、マナーを心掛け、心静かに故人を偲んでください。